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隠れて見えない経費

企業経営にとって経費の削減も永遠の課題のひとつでしょう。

その中には、建物を建ててからかかる維持保全コストもあります。この部分の経費について明確に把握している企業まだまだ少数派である。 

  1. 建物保全費(法令点検、定期点検保守、運転、日常点検、清掃、保安、経常的修繕、植栽管理)
  2. 建物修繕・改善費(臨時的修繕、改善、模様替え)
  3. 建物運用費(光熱水費:電気・ガス・水道代、受付)
  4. 一般管理費(運用計画、テナント打合せ、費用徴収事務、公租公課、保険料、その他) 

建物を建てた後にはこれだけの費目があるが、これらの費用の最適化が困難な理由は専門的な知識がなければ出来ないことにあります。

建物が長期間にわたって使われる間にかかるこれらの費用は、建設時の設計費ならびに建設費の3~4倍だとも言われています。

いかに建設後の累積費用が大きいか、そしてこの膨大にかかる費用の最適化が難しいかが分ります。

特に一時的に多くの費用を要する修繕については、計画的に修繕するための計画を作ることによって、必要以上の費用や行き当たりばったりの対応をなくすることが、結果的にコストの削減に繋がります。

しかしこの事を修繕引当金などの名目で準備している企業は少ないのが現状です。 

私たちは建物修繕・改善費に併せ、保全費や運用費の最適化の支援も行っていますが、このような支援サービス業務をどのようにして企業に伝えるかが今の課題である。

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100年後を考えたストック建築も、
今までの設計思想を変えると可能となります。
建診協は今だけではなく、未来も見定めて進みます。